遺言Q&A


 Q.遺言書に「日」の記載がないものは有効ですか?

  A.日付を欠く遺言書は無効となります。


 Q.「平成25年2月吉日」と記載された遺言書は有効ですか?

  A.暦上の特定の日を表すものとはいえないため無効となります。


 Q.作成日を「満70歳の誕生日に」と記載された遺言書は有効ですか?

  A.遺言書の日付は必ずしも年月日で記載する必要はなく、作成日が明らかとなるよう記載されていれば良いので、このような記載も有効となります。


 Q.遺言書には実印で押印しなければなりませんか?

  A.実印以外の認印で押印された遺言書も有効です。また拇印を押された遺言書も有効とされます。

法律で定められていない事項など(付言事項)


 法律で定められていない事項については、たとえそれが遺言者や相続人にとって重要な事項であっても法的効力はありません。
 例えば、「家族仲良く力を合わせて暮らして欲しい。」と遺言を行ったとしても、そのこと自体から法的な効力は発生しません。

 ただし、遺言者の意思として親族から尊重され、事実上の効果はあり得ます。
 例えば、一部の相続人に遺産の大部分を相続させる遺言をする場合に、その理由や感謝の気持ちなどが書かれていれば、他の相続人に納得してもらえる効果が期待できます。